あれから10年

今日(もう日をまたいでしまいましたが)。

我が浦和レッズが、
世界一悲しいＶゴールで勝利したにもかかわらず…
Ｊ２に陥落してから、ちょうど10年になります。

もう10年ですか！

個人的には、あの時の、
絶対90分以内に勝利してＪ１に留まる！
という必死の思いで声を出し続け…

スコアレスで90分終了のホイッスルを聞いた時の、絶望感、虚無感、疲労感がないまぜになった

最悪の気分が、昨日のことのように、ありありと思い出されます。


「浦和」の名を冠していながら、目の前で相手チームの優勝を、２度までも見せられる以上の屈辱を、味わうことになろうとは！

あの日の夜、日本酒５合をほぼ一気飲みした７時半以降、朝までの記憶が全くありません。

酒飲んで、記憶がとんだのは、今だにこの時だけです。


オジェックの遺産もなくなり、どういうサッカーがしたいのか、素人目に見ても迷走をしていた、レッズ。

オフトを監督にむかえた時、改革という光明が見えた気がしました。

優勝は何度かできたし、まさかのアジアチャンピオンにもなりました。

が。

未だ、我が浦和レッズは、浦和レッズスタイルを確立できずにいます。

確かに今もまた、迷走し、成績もとても満足のいくものではありません。
しかし、だからといって短絡的に監督をすげ替えても、迷走は止まるどころか、さらに激しく右往左往することになるという教訓を、我が浦和レッズは、10年前に得たはずです。

二度と地獄におちないためにも、最強無敵なチームになるためにも！

今は、急がばまわれ！